JSDAが実施するストリートダンス検定とは?
『ダンスが好き・仕事にしたい』と考える人々のため、2001年に設立されたJSDA(日本ストリートダンス協会)。そのJSDAが公認するストリートダンス検定は、レベルが7段階(インストラクター、アドバンス、1~5級)に分かれており、各級ごとにステップやムーヴ、振り付けなどが評価されます。上位のダンスライセンスを取得すると、オーディションの優先通過等のメリットがあるとのこと。7月と1月の年2回実施されるので、ダンスを習うものとしてはぜひ受けておきたい検定ですね。
今回はそんなJSDAの4級を受けるために必要なステップをご紹介します。
HIPHOP4級に必要なカリキュラム
4級(旧プレ・エレメンタリー)は初心者向けのステップや基礎となるリズムをマスターし、与えられた振付を踊ることができるレベルです。そんな4級では11のステップが必要とされています。
バンクヘッドバウンス
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パドブレ
パドブレは足をクロスさせながらリズムをとるステップです。ステップ数が多く細かいので、忘れがちになるリズムを意識すること、またゆっくりじっくり練習することが上達のコツとなります。味気ないダンスにならないよう、リズムにはしっかり気をつけて踊りましょう。
↓パドブレについての詳細はコチラ
【パドブレ】【HIPHOPステップ】リズムや足の使い方をわかりやすくご紹介
フリーク
頭を中心から動かさずに、体を左右に動かすステップです。体はダウンのリズムに合わせて左右に動かし、足は軽くそろえましょう。その際腰は後ろにつき出してしまわないよう、横にすくい上げるようにスウィングするのがポイントです。上半身がグラグラいないよう、頭はしっかりと中心にキープするのを忘れずに。
フリークについての記事は近日公開予定
ポップコーン
キックをしながら反対の足を後ろにスライドさせるステップです。アップどりを基本に、はじけるように元気に踊りましょう。足はフレックス(足の裏がお客さんに見えるように)するのがポイントです。アームスはシンプルに降り下げたり、前後にふってみたり、さまざまなアレンジができるので、楽しんで練習しましょう。
ポップコーンについての記事は近日公開予定
ラコステ
つま先とかかとを立てて、左右ばらばらに動かすステップです。基本前の足はかかとに、後ろの足はつま先に重心を乗せると覚えてください。右を向くなら前の足は右足、左を向くなら左足です。足の動き以外にもエンカウント(アップ)のときに
、つま先とかかとをしっかりと横に向けること、上半身と下半身を前と横にツイストすることがポイントです。
ラコステについての記事は近日公開予定
スティーブマーティン
片足で後ろを蹴り、そのまま足を地面につけず、体ごと反対方向を向きます。ポイントはしっかりと膝を曲げること、そして頭を軸足の上に持ってきて、しっかりと体重を移動させることです。すこし難しい動きとなるため、しっかりとリズムをとりながら練習をしましょう。
↓スティーブマーティンについての詳細はコチラ
【スティーブマーティン】【ダンスレッスン動画】うまくなるコツと練習方法
クロスターン
両あしをクロスさせ、つま先とかかとを軸にして回るターンのことです。まずは重心や上体のバランスが取れるようになってから、顔をきる練習をしましょう。またターンは力みすぎるとバランスを崩しやすくなります。力まずリラックスした状態を意識し、少しずつスピードアップしてターンに慣れていきましょう。
↓クロスターンについての詳細はコチラ
【ターン ダンス】【avex講師が教える】ターンのコツはあごと足が重要!
クラブ(アップ・ダウン)
カニのように正面を向いたまま、つま先とかかとを使って動くステップです。まずは足の動きの練習を、慣れたらリズムを入れましょう。その時お尻が前や後ろにいかないように注意しながら、上体を動かすように意識してください。
↓クラブステップについての詳細はコチラ
【クラブステップ】初心者でも大丈夫!基本のやり方から応用まで
キックステップ
一定のリズムをキープしながらキックをするステップです。『前から見て足の裏が見えるくらい上げる』『キックの際にすこし後ろに下がる』『ひざはしっかりと曲げる』の3つのポイントに気をつけて行いましょう。
↓キックステップについての詳細はコチラ
【キックステップ ダンス】【avexの講師が教える】うまくなるコツと練習法を動画で紹介!
ランニングマン
その場で走っているように見せるステップです。ダウンのリズムをとりながら、腰の位置が前後に動かないよう、重心を中心にキープしてステップを踏みましょう。足の動きで注意する点は、前に出した足を2回に分けて引くこと、そして足の裏を意識することです。このステップはリズム感を出して踊ると上手に見えます。
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【ランニングマン ダンス】初心者でもかっこよく踊るコツと練習方法とは?
迷っている方は受検してみよう
JSDAはダンスが好き、将来ダンスに関わる仕事をしたい、そんな思いを持って受検される方ばかりでしょう。1級までは他のライセンスを取得していなくても挑戦できます。『存在は知ってるけどどの級から受ければいいのかわからない』『受けたいけど自信がない』そんな方も大丈夫です。一つひとつのステップに、かならず1つ以上のこだわりを持って練習をしましょう。そこがあなたの強みになり自信になります。
受検方法や会場など、詳しくはJSDAの公式HPをご覧ください。